ホテルが提供するホスピタリティは
・宿泊
・レストラン
・宴会(結婚式や、企業のパーティ)
の3つです。本来は、この3つの売上が33.3%づつになるようにバランスが取れていることが理想です。
ゲストハウスがない頃の昭和時代の事、
結婚式はホテルが主流でした。
結婚式はホテルの稼ぎ頭だったわけです。
その頃は、宴会業務が、ホテルのビジネスの4割~5割を占めていました。
1991年バブルが崩壊しました。宴会が一気に減り、ホテルは大打撃を受けました。
宴会業務をメインに行っていたからです。海外のホテルはそのあたりきちんと3割づつになるよう
押さえているようです。
さて、時代は2020年に向けて、外国人観光客が増え、ホテルの
宿泊稼働率は上がる一方です、そして結婚式ビジネスはゲストハウスに押され下降気味です。
今や、ホテルは、宴会などせず、宿泊に集中という時代です。ですから
結婚式をしない、アパとか、東横インなどが大盛況です。
でも、いやな予感がします。世界中どこでもオリンピックの後は、宿泊が冷え込むのです。
2020年の東京五輪でもそうなるでしょう。
前回の1964年の東京オリンピックも同じでした。宿泊が冷え込んだホテル業界は結婚式ビジネスを開始しました。
2020年オリンピック後はまた、ホテルウェディングの時代がやって来ます。