雅楽の楽器には、「吹き物(管楽器)」、「弾き物(弦楽器)」、「打ち物(打楽器)」の3つがあります。
これらは、イベントの内容によって組み合わせが変わって来ます。結婚式では、吹き物が中心になりますね。
これらの楽器は大昔、アジアから伝わった物です。現在の雅楽器よりもたくさんの種類が伝来しました。
そして、結局は、今の楽器達に落ち着いた訳ですが、実にシンプルな楽器ばかりですよね。
日本の先人たちは、要らない物は排除し、上品に、そしてできるだけシンプルな音楽の世界というものを確立したわけです。
日本人なら、いつ聞いても、凛としますよね。
これが、日本の美意識から来るものとも言われているんですよ。