副詞とは、形容詞、動詞を修飾する語です。
使い方として、肯定時に使うもの、否定時に使うもの、肯定否定両方
に使うものと日本語として分けられています。
●肯定に使う副詞
とびきり、ことのほか、めっぽう、かなり、なかなか、断然、大いに、すこぶる
●否定に使う副詞
とても、全然、非常に、ごく、すごく、ひどく、やけに、たいへん、たいそう、はなはだ、ずいぶん、とてつもなく
●肯定、否定両方に用いる副詞
まったく、まことに、極めて、最も、いちじるしく
正しい日本語環境で育った人、いつもNHKニュースを見ている人は
これらが自然に身についています。
逆に、乱暴な日本語の家庭環境で育った人?日本語意識の低い人は、肯定、否定で副詞がめちゃくちゃなため、結果として、しゃべりの品位が落ちてしまいますね。
「全然」は否定時に用いるという事、これでご理解頂けると思います。
それから、
「とても」も、最近は、肯定にも使われ始めているようです。
余談ですが・・・
「超」は、本来名詞を修飾する語ですが、若者言葉の「超」は、副詞的な使い方と言えます。
例:超強い!