卒論 ブライダル人類学
2018年 10月 13日
受講生は大学生、フリーター、勤め人(転職希望者)など様々です。
この時期、大学生の受講生からよく相談があるのが、卒論にブライダルをテーマに書きたいというもの。
日本人とブライダルの関りの歴史を調べ上げる事で、
1つの卒論が書けます、私はいつもをそれをお勧めし
情報提供など卒論のお手伝いをしたりします。
日本の歴史を見ると平安までは貴族の時代。→貴族スタイル結婚式
その後鎌倉から江戸までがお侍さんの時代。→侍スタイル結婚式
室町時代に形となった、小笠原流作法。
ここから、スタートし、時代の変遷に合わせて簡略化しているわけです。
明治に入ってからはその変遷が凄まじいわけです。
これまで、新郎実家の大広間の畳の上で、お膳を並べて行っていた結婚式が、
西洋文化が格好いいなんていう時代になり、婚礼料理に洋食が登場、
椅子とテーブルが必要になります。新郎実家では不可能ですから、外の会館での披露宴となり、
戦後、短時間で結婚式を済ませられるということで、パッケージ婚礼が登場・・・
全部、時代に合わせて進化しているわけです。
「ブライダル人類学」といいます。