15で姉は嫁に行き・・・(5/31)
2015年 05月 31日
っていうあまりにも有名な歌がありますが、
2番の歌い出し、
「十五で姐(ねえ)やは嫁にいき お里の便りも絶えはてた~」
この十五、実は年齢です。
「姉は15歳で嫁に行って、もう新郎の家の人になってしまったのだろう、我が家には手紙なども来なくなってしまった・・・。」こんな意味なのでしょう。
日本では女性での結婚年齢は16歳以上のはずですが、ここでは15、
こんな理由があります。
この歌ができたのは大正時代、当時の憲法、大日本帝国憲法では、婚姻は男性17歳、女性15歳以上が婚姻することができるとの記載がありました。
当時、日本はどの家も裕福とは言えませんでした、
子供を養うのも大変な貧しい家は娘を早く嫁がせ、
嫁ももらった家では労働力増強ということで助かったわけです。
親と同居が当たり前な環境です。若くして子供を産んでも、じーさん、ばーさん等面倒見てくれましたから、
少子化問題もなかったのでしょうね。