神社や、お寺が赤い色をしている訳(4/26)
2015年 04月 26日
と言う表現が正しいですね。
落語の一節で、
「ねえ、おじさん!なんで鳥居は赤いの?」
「それはなあ、塗ったからなんだよ!」
なんていうのがありますが、塗ってない木のままの鳥居も存在します。
あの赤、正確には、朱色です。朱色は中国の教えで、魔除けを意味します。
奈良、平安の頃、中国の文化が色濃く反映していた時代の寺院、神社には赤いものが多いというわけです。
ですから、中国に関連しない、皇室、日本神話の神様を祭った神宮は朱色を用いません。
と、言いたいところですが、桓武天皇をお祭りしている、平安神宮は見事な朱色の神社です。
つまりこういうことです。
決まりはなく、設計者が、赤く塗るのかどうかを決めたということですね。