ウィリアム王子とヘンリー王子(5/2)
2011年 05月 03日
挙式でウィリアム王子の付添い人役をしましたのは弟のヘンリー王子です。
この二人ともダイアナさんに良く似ているし、いかにもイギリス人という顔をしています。
本日注目する論点は、二人の名前です。
ウィリアムも、ヘンリーも過去のイギリスの王様の名前でもあります。
ウィリアム1世は、イングランド初代の王様です。
ヘンリー1世は、三代目のイングランド王ですし、
その前を継承したヘンリー8世は、王政が一番力を持っていた時の王様で、今回の結婚式でも行われたキリスト教イギリス国教会を開いた王様です。
日本でいうと、わが子に、家康とか、秀吉とか、卑弥呼という名前をつけるということです。日本人の感覚からするとそれはないですよね。
でも、欧米はそのあたりが面白いです。王様の名前をつける場合もあれば、ほかにキリスト教の聖人の名前を平気でつけちゃうのもあります。
Michael(英語でマイケル、フランス語でミッシェル、イタリア語でミゲル・・・)
Peter(英語でピーター、フランス語でピエール、イタリア語でピエトロ・・・・)
このような名前をつけるのは欧米の1つの特徴でありますが、日本の人名の最近の特徴としては、どうでしょう?
それは、独自性を謳ってるつもりか?漢字を当て字にして読めない名前だらけです。
日本人にも読めない名前って絶対変!だわな。親は格好いいと思ってつけても、その子はいつも、正しく名前を読んでなくなるわけです。
そして、読めない人名は司会者泣かせです。
写真は、ウィリアム・ヘンリーとヘンリー8世